・学校のChromebookの画面が外れる原因は...?
今回は、僕の学校で買わされたHPのChromebookの画面が浮き上がったり、ヒンジがゆるくなったり、画面がぐらつくなどの 症状が多発しており、画面が浮いた人から僕のところにちょっと直してほしいとの話があったので、原因究明をしてみることにしました。 Chromebookの作りは正直だいぶ安っぽく、全体的にネジが少なく殆どがツメで固定されているのみです。 これはディスプレイ部分も例外ではなく、ディスプレイの固定にはネジは一本も使われておらず、全てがツメで固定されていました。 そのため僕でもギターピックを差し込んですぐに取り外す事ができ、ディスプレイを取り外すと画面浮きの原因はすぐに分かりました。 何とディスプレイ側のヒンジ固定用のネジが外れており、そのネジを固定する為のネジ穴が割れて無くなっていました。 いくらコスト削減とは言え、こんな大事な部分にこんな強度のないプラスチックを使うとは...と驚きました。 強化プラスチックとかではなく、本当に工業用の安っぽいプラスチックです。当然無いネジ穴にネジをはめるわけには行きませんから、 今回の人のChromebookは修理に送ることをおすすめしておきました。 この件は、 ネジ穴が割れる→ネジが外れる→ヒンジ開閉時の圧力が全てディスプレイにかかる →ディスプレイは頑丈なガラスを使っているので割れず、周りのフレーム部分に圧力がかかりツメが外れる→画面浮き という仕組みのようです。 ヒンジがゆるくなるのは恐らくヒンジの品質の問題でしょう。 画面のぐらつきはこのネジ穴が割れかけている、もしくは数個割れている、という危険信号かもしれません。 HPのChromebookを使ってらっしゃる皆さんは十分お気をつけください。 それではまた、次のブログで! |
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