・Webサーバーを荒業移行!
最近クソ暑い日が続いてて、どうにもこうにも過ごしにくいですね… さて、夏の暑さのせいで更新が滞っていましたが(大嘘)、今日はWebサーバーを移行したはなし。 Komenezumi.netをホスティングしてるサーバーは僕の部屋にあるいわゆる自宅鯖なんですが、komenezumi.net以外にも友人などがやってる複数のサイトをホスティングしています。 そこでWordPressを使ったときに、どうもサイトの読み込みが遅く、調べたらサーバーが遅いせいだ、とのことで、サーバーのスペックを底上げすることに。 今までは4C/4TのXeonでRAM16GB、HDDは10KのSASをRAID1してあるサーバーで運用してたんですが、新しいサーバーは超ハイスペックになりました! そのスペックがこちら! Xeon 16C/32T、RAM32GB、HDDはSAS15KをRAID1! これなら何を動かしても怖くないスペックです。 さて、サーバーを移行しようとしたときに大変なのが環境構築。 僕は1からやろうとしたものの、あまりにも大変すぎて挫折… そこで僕は気が付きました。 あれ、RAID1ってことは全く同じHDDが2本ある…? 当然、OSのブート領域やらなんやらも全く同じなので、どっちのHDDからでもブートできるはずです。 そこで僕が試したのは以下の方法。 1.新サーバーでRAID1を組み、RAID構築が終わったら電源を切る (この時使ったHDDをHDD:AとHDD:Bとでも名付けます) この時、新サーバーのHDDはフォーマットし、何も入っていないまっさらな状態にしておきます。 2.旧サーバーが起動中に旧サーバーのHDDを1本抜き、HDD:Aを刺す 僕のサーバーがホットスワップ対応だからこそできる荒業ですが、こうすることでHDD:Aに旧サーバーを丸ごとコピーできます。 3.旧サーバーのRAID再構築が終わるのを待つ これで環境の丸ごとコピーが完了です! 4.HDD:Aを抜き、新サーバーに入れ、新サーバーの電源を入れる こうするとRAIDの再構築、つまりHDD:Aの内容をHDD:Bにコピーする処理が始まります。 5.新サーバーのRAID構築が完了したらOK これで冗長性も環境移行も完璧です! あとは足りないドライバーやネットワーク周りの設定をし、環境移行はおしまいです。 RAID1は全く同じ内容のHDDが2本あるので、同じディスクを勝手に何本も作ってくれるのは心強いですね() サーバーの移行にお困りの方はぜひお試しを! それではまた、いつかのブログで! |
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